【人生100年時代】定年後に「持ち家を売った」年金暮らし夫婦たちの末路 中古・賃貸マンション その決断は大間違いだった…★5

一生に一度の大きな買い物が、「持ち家リスク」とまで言われる時代になった。だが、はたしてそうだろうか。長年住んだ家を手放すことは、さまざまな面でより深刻な老後不安を生み出す原因になりうる。

■維持費が計900万円超って…

結婚して子どもを育て、手狭になった賃貸マンションを離れ、夢の庭付き一戸建てを買う――。住宅ローン完済を迎える、または迎えたリタイア世代にとって、マイホームとはまさに「人生すごろく」の上がりの象徴だ。

だが人生100年時代のいま、人生すごろくには長い続きがある。「年金だけでは毎月数万円の赤字が出る」「老後資金は一人あたり3000万円必要」と煽る新聞やテレビに不安を感じ、まとまったおカネの準備を急ぐ人も多いだろう。

「1000万円程度の退職金や満期の保険金があっても、現役当時と同じ水準で食事や買い物をしていたり、万が一の大病を患ったりしたら、ほんの数年で底をつくものと考えておいたほうがよいでしょう」(ファイナンシャルプランナー畠中雅子氏)

子どもも独立し、一戸建ては、夫婦2人の手に余る広さだ。それを売って駅近で便利なマンションに住み替え、コンパクトに暮らそう。

そうすれば老後資金も準備できるし、いっそ夫婦で老人ホームに入ったり、売却益を元手に子どもと二世帯住宅を建ててしまえば、今よりも楽しく暮らせるかもしれない。

選択肢は拡がるが、実際はそううまくいかないことのほうが多い。

高齢になってから住み慣れた我が家を手放すことは、経済面においても精神面においても、思わぬ負担を強いられることになる。そして、売ってから後悔しても、当然マイホームは返ってこない。

順を追って見ていこう。

■「一軒家を売却」した夫婦の悲劇

まずは、一軒家を売却して分譲や賃貸のマンションに引っ越したケースだ。

原啓介さん夫妻(ともに68歳・仮名)は、埼玉県の大宮に30年ローンで買った一戸建てを売却し、約4000万円を手に入れた。これを元手に、東京都北区の人気エリアに2LDKの中古マンションを購入した。

築22年が経過していることもあり、55?で約2500万円と購入価格は割安に抑えられた。大手デベロッパーが販売する有名マンションシリーズというのも、購入を決めた理由のひとつだ。

新居のたたずまいはやや古いながらも、オートロックや宅配ボックス、機械式駐車場など、基本的な設備は備わっている。

原さんは夫婦ともにマンション暮らしの経験がなく、一戸建てでは考えられなかった便利な共用部分に、当初は満足していた。都心も車で20分程度。新宿や銀座に夫婦で出かけ、買い物やランチを楽しむ機会も増えた。

ところが、マイホーム時代はかからなかった、さまざまな経費に頭を悩ませていると言う。

「駐車場代は月2万円。これは仕方ないにしても、管理費が1万円、修繕積立金が1万5000円で、年間54万円も払うことになる。

しかも3年後には大型修繕があって、『入居すぐで申し訳ないが、費用が不足しているので、毎月の積立金とは別に50万円を負担して欲しい』と修繕委員会は言うんです。こんなバカなことがあるかって話ですよ」(啓介さん)

このマンションに85歳まで17年間暮らしたとすれば、合計900万円を超える維持費に加え、イレギュラーな修繕費がいつ家計を圧迫するかわからない。

正直、これほどの費用がかかるとは計算外だった。

■「老後の負担を減らすために住み替えたのに……」

メンテナンスに費用のかかる機械式駐車場があることもリスクのひとつだ。

最近、ある「事件」が起きたことを原さんの妻が明かした。

「来客用に設けられた区画があったんですが、それが故障してしまったんです。住民の話し合いで、駐車場の利用者が平等に修理費を出すことになったのですが、これが一世帯あたり10万円かかるというのです。

夫は『なんで他人が壊した駐車場の修理代まで払わなきゃいけないんだ』と、理事会で声を荒らげてしまったんです。

以下全文はソース先で

■年齢を理由に退去要請

■突然の悲劇

■安値で買い叩かれる我が家

2020年1月4日 5時0分
現代ビジネス
https://news.livedoor.com/article/detail/17616070/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/4/14282_1413_30f5f18eb5cea8884194fa4ccafba9bb.jpg

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