【韓国気象衛星】「千里眼2B号」来月19日に打ち上げ=大気汚染など観測 地球から約3・6万キロに到着する予定 仏領ギアナにて[1/5]

【ソウル聯合ニュース】韓国の気象衛星千里眼2B号」が来月19日午前(日本時間)、仏領ギアナギアナ宇宙センターから打ち上げられる。

韓国当局は5日、打ち上げのため、同衛星を韓国航空宇宙研究院からギアナ宇宙センターに輸送すると伝えた。

 千里眼2B号はギアナ宇宙センターに到着後、点検や燃料注入、発射体の組み立てなどを準備を経て、人工衛星打ち上げ用ロケット「アリアン5」に搭載され、打ち上げられる。

 打ち上げから1カ月後に人工衛星の活動範囲である静止軌道(地球から約3・6万キロ)に到着する予定。10月からは赤潮などの海洋環境情報を、来年からは粒子状物質(PM)などの大気環境情報を観測する。

 韓国当局は「東アジア地域で発生・移動するPMなど、大気汚染物質を常時観測し、流入・影響を分析することで、国際大気環境紛争に備える基礎資料を確保できる」と期待を示した。

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20200105000400882?section=society-culture/index
聯合ニュース 2020.01.05 12:00

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韓国の気象衛星千里眼2B号」(提供写真)