【山形】天童でサクランボ初出荷 温室栽培の高級品種「佐藤錦」

2020/1/4 11:11
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山形県天童市で4日、温室などを使い収穫時期を早めたサクランボの高級品種「佐藤錦」の出荷が始まった。
5日に東京などで行われる初競りに合わせた。
贈答用に人気で、昨年は500グラム35万円の高値がついた。
花輪和雄さん(70)のビニールハウスでは約10人が真っ赤な実を手作業で収穫し、1粒ずつきり箱に丁寧に詰めた。
サクランボの旬は初夏だが、花輪さんは、木を冷蔵庫に入れて冬を体感させたあと温室に移す「超促成栽培」を行い、
毎年この時期に出荷している。
例年より出荷量は少ないが、色づきが良く糖度も高いという。
花輪さんは「温度管理に苦労したが、ほっとした」と話した。

温室栽培の高級サクランボ「佐藤錦」の選別作業をする女性
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