【音楽】ボン・ジョヴィが学生向け無料レストランをオープン「若者の食生活をより豊かに…」

住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。毎週月曜日の「スマイルナビ」では、毎日を元気付けるニュースやトピックスをご紹介しています。12月23日(月)の放送では、ロックバンド・BON JOVIジョン・ボン・ジョヴィが始める、新しいレストランの話題について取り上げました。

アメリカを代表するロックバンド・BON JOVIのリーダー、ボーカルをつとめるジョン・ボン・ジョヴィ。音楽活動と並行して、チャリティ活動にも取り組んでいます。2006年に非営利組織「JBJ Soul Foundation(ジョン・ボン・ジョヴィ(JBJ)・ソウル・ファンデーション)」を設立し、貧困にあえぐ人たちやホームレスなどに積極的なサポートをおこなっています。

2019年1月には、トランプ政権による政府機関の閉鎖で報酬未払いを強いられている職員に、無料の食事を提供したボン・ジョヴィ。今回の放送では、そんな彼が新たにオープンするレストランについて紹介しました。

ボン・ジョヴィが運営する非営利レストランとは?

2011年から、アメリカ・ニュージャージー州で非営利レストランとして営業しているボン・ジョヴィのレストラン「JBJ Soul Kitchen(JBJソウル・キッチン)」。経済的に余裕のある人が料金を多く払い、貧しい人は無料で食事をできるというレストランです。現在は、ニュージャージーに2店舗オープンしています。

人々の善意と、助けが必要な人々をつなぐ同レストランは、お金を払うお客さんと無料で食べるお客さんがちょうど半々くらい。経営的にも、きちんと回っているそうです。

◆学生たちにレストランの豊かな食事を…

そんな、「JBJソウル・キッチン」を運営するボン・ジョヴィが、現在、向き合っているのが学生の貧困問題。57歳の彼が、“若い人たちの食生活をより豊かなものにしたい”と立ち上がりました。日本でも借金や奨学金の返済などに苦しむ学生の姿が伝えられていますが、アメリカの学生も同じ状況に置かれています。教材費や生活費などを支払う余裕がない学生たちが、食費を削ってインスタントラーメンばかりを食べているのを目の当たりにし、学生向けレストランをオープンすることを思いついたそうです。

◆大学敷地内に無料レストランオープン

「JBJソウル・キッチン」の新店舗は、2020年1月22日(水)にニュージャージー州・ラトガース大学のニューアーク・キャンパス内に開店予定。生活に余裕のない学生に無料で料理を提供するそうです。経済的余裕のある人には20ドルを払ってもらい、そのお金は寄付に変わるとのこと。一方、飲食代の支払いが困難な学生は、レストラン内でボランティアをするなど、“サービス”と食事を交換できるそうです。

ちなみに、レストランで使用する食材は、地産地消を基本としていて、地元農家などからの寄付によるものが多いそうです。

1/4(土) 12:15配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00010001-tokyofm-ent